「玄関がいつもごちゃごちゃしていて、帰ってくるたびにため息…」
朝はバタバタ、帰宅後はクタクタ。 そんな毎日の中で、玄関が散らかっていると、それだけで気持ちがどっと疲れてしまいますよね。
「ちゃんと片付けたい気持ちはあるのに、いつの間にか元通り…」 「狭い玄関だから、どうせ無理かも…」 そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
狭い玄関だと、靴が1足増えただけでも圧迫感が出たり、 鍵や傘などの小物が少し置いてあるだけで、一気に散らかって見えてしまいます。
でも実は、玄関が片付かない原因は“広さ”そのものではありません。 大きなポイントは、靴・傘・鍵といった「毎日使う物の定位置」が、きちんと決まっているかどうかです。
収納を増やしたり、大がかりな模様替えをしなくても大丈夫。 ほんの少し“置き場所のルール”を決めるだけで、玄関は驚くほど使いやすくなります。
この記事では、忙しい方でも無理なく取り入れられる、 5分で整う玄関収納のコツを、 初心者の方にもイメージしやすいよう、やさしい言葉でお伝えします。
玄関がごちゃごちゃする本当の原因は「狭さ」じゃない

「うちは玄関が狭いから仕方ない…」 そう思っていませんか?
実は、同じくらいの広さでも、
- いつもスッキリしている玄関
- すぐ散らかる玄関
この差を分けているのは、物の量より“置き方”です。
特に散らかりやすいのが、
- 脱いだ靴をそのまま床に置く
- 鍵や小物をバッグの中や棚の上にポン置き
- 傘の戻し場所が決まっていない
という状態。
狭い玄関ほど、「減らす」より「決める」ことが大切なんです。
まずは5分でできる玄関セルフ診断

片付けの前に、今の玄関をちょっとだけチェックしてみましょう。
難しいことは考えなくて大丈夫です。 「できていないからダメ」と判断するためではなく、 今の状態を知るための確認だと思って、気軽に見てみてくださいね。
□ 玄関に出しっぱなしの靴が3足以上ある
□ 鍵の置き場所が日によって違う
□ 傘が玄関のあちこちに置かれている
□ 帰宅後の動きがなんとなくバラバラ
いかがでしたか?
実は、これらはどれも「よくあること」ばかり。 忙しい毎日の中では、つい後回しになってしまうのも無理はありません。
もし2つ以上当てはまった方は、定位置づけをするだけで玄関がぐっと使いやすくなります。
特別な収納用品を買ったり、時間をたくさんかけたりする必要はありません。 まずは「戻す場所を決める」だけでOKです。
ここからは、片付けが苦手な方でも取り入れやすい、 本当に5分でできる方法を、順番にお伝えしていきますね。
5分で完了!基本のワンアクション収納

玄関収納でいちばん大切なのは、 「帰宅してから片付け終わるまでの動き」を、できるだけシンプルにすることです。
片付けが苦手に感じる原因の多くは、 「手順が多い」「考えることが多い」ことにあります。
帰ってきて疲れているときほど、 無意識に動ける流れができているかどうかが、とても重要になります。
理想の流れは、次のようなシンプルなものです。
- 帰宅する
- 靴を脱ぐ
- 鍵を置く(または掛ける)
- バッグを置く
この一連の動作が、 それぞれ1回の動きで自然に終わる状態を目指してみましょう。
たとえば、
- 靴は「揃えて置くだけ」で完了
- 鍵は「決まった場所に置くだけ(掛けるだけ)」
- 傘は「掛ける or 立てるだけ」で戻せる
というように、 迷わず手が動く仕組みを作ることがポイントです。
引き出しを開けたり、フタを外したり、 何度も動作が必要な収納は、どうしても続きにくくなります。
「きれいにしまう」よりも、 サッと戻せること・考えずにできることを優先してくださいね。
「しまい込む収納」ではなく、 戻すのがラクな収納こそが、 忙しい毎日でも自然と片付く玄関を作るコツです。
靴の定位置づけ|狭い玄関でも散らからない考え方

靴が散らかる一番の原因は、 履く靴が多すぎることではありません。
実は多くの場合、 「どこまで出しておいていいのか」が曖昧なことが、散らかりの原因になっています。
まず意識したいのは、
- 毎日履く靴は1人1足まで
というシンプルなルールです。
玄関に出しておく靴を必要最低限にするだけで、 それだけで足元がスッと見えて、玄関全体が広く感じられるようになります。
それ以外の靴は、 毎日すぐに手に取れなくても問題ありません。 「たまに使う靴」「天気や予定で履く靴」は、 定位置から少し離れた場所にあっても大丈夫です。
また、 「今日は疲れていて、どうしても片付けたくない…」 という日もありますよね。
そんなときにおすすめなのが、 一時置きOKゾーンをあらかじめ決めておくことです。
“ここに置いていい”場所が決まっていれば、 玄関がぐちゃっと散らかるのを防ぐことができますし、 気持ちに余裕があるときに戻すだけで整います。
毎日完璧に片付けようとしなくて大丈夫。 “きちんと”より“続く”を優先することが、 無理なくきれいな玄関を保ついちばんの近道です。
靴以外の小物を迷子にしない収納術

鍵の定位置は「帰宅後3秒以内」
鍵は、 玄関に入ってすぐ手を伸ばせる場所がベストです。
帰宅してドアを閉めたあと、 「よし、片付けよう」と気合を入れなくても、 自然に手が動く距離にあることがポイントになります。
バッグの中に入れっぱなしにしていると、 外出前に「鍵がない…」と探す時間が増えてしまいがちです。 それだけで、朝の支度やお出かけ前の気持ちがバタついてしまいますよね。
また、バッグを変えたときに入れ忘れてしまう、 という小さなストレスも起こりやすくなります。
だからこそ、 玄関に入ったらすぐ戻せる定位置を決めておくことが大切です。
「置く」「掛ける」など、方法はシンプルでOK。 毎日同じ動作で戻せるようにすることで、 鍵探しのストレスがぐっと減り、 玄関全体も散らかりにくくなります。
傘は「乾かす場所」と「戻す場所」を分ける
使った傘をそのまま戻してしまうと、 どうしても水滴が落ちてしまい、 玄関がジメッとしてしまいますよね。
湿気がこもると、床が汚れやすくなったり、 ニオイが気になったりと、 小さなストレスが積み重なってしまいます。
そこで意識したいのが、 傘は最初から「2つの場所」を決めておくことです。
- 使った日は、まず乾かすための場所へ
- しっかり乾いたら、いつもの定位置へ
このように流れを決めておくだけで、 「とりあえずここに置く」がなくなり、 玄関が散らかりにくくなります。
毎回きちんと乾かそうと気を張らなくても大丈夫。 置く場所が決まっているというだけで、 自然と整った状態を保ちやすくなりますよ。
マスク・手袋など季節小物の考え方
毎日使う時期だけ、玄関に置く。 使わない時期は、思いきって別の場所へ移動させましょう。
玄関は、毎日必ず通る場所だからこそ、 物が少し増えるだけでも散らかって見えやすい空間です。
そこで意識したいのが、 「今、本当に使っているかどうか」という視点。
たとえば、
- 毎朝使うマスク
- 寒い時期に欠かせない手袋やマフラー
こうした物は、使う季節だけ玄関に置いてOKです。 反対に、しばらく使わない時期の物は、 玄関に置かなくても困りません。
「今使うかどうか」で判断する習慣がつくと、 必要以上に物が増えず、 玄関がいつの間にか物置のようになるのを防げます。
季節が変わるタイミングで見直すだけでも大丈夫。 無理なく続けられることが、 すっきりした玄関を保つコツですよ。
やりがちだけど逆効果な玄関収納

- とりあえず箱に入れる
- 収納を増やしすぎる
- 床に直接物を置く
この3つは、ついやってしまいがちですが、 一時的に片付いたように見えるだけで、 実はすぐにリバウンドしやすい収納方法です。
「箱に入れて見えなくする」「収納を足して押し込む」という方法は、 その場ではスッキリした気分になりますが、 何が入っているのかわからなくなり、 結果的に物が増える原因にもなってしまいます。
また、床に直接物を置いてしまうと、 それが“当たり前”になり、 いつの間にか物の定位置が床になってしまうことも少なくありません。
狭い玄関ほど、 床を空けることを強く意識してみてください。 床が見えているだけで、 同じ広さでも玄関が広く、スッキリと感じられるようになります。
まずは「床に置かない」を意識するだけでもOK。 それだけで、玄関はぐっと片付きやすくなりますよ。
まとめ|今日からできる5分間アクション

今日やることは、たったこれだけです。
- 靴・鍵・傘の定位置を1つずつ決める
「全部きれいにしなきゃ」と思わなくて大丈夫。 最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは、戻す場所が決まっている状態を作ること。 それだけで、玄関は今よりずっと使いやすくなります。
毎日きちんとできなくてもOKです。 疲れている日は、一時置きになってしまっても大丈夫。
それでも、定位置が決まっていれば、 気持ちに余裕があるときにサッと戻すことができます。
この小さな習慣を、まずは1週間だけ続けてみてください。 すると、玄関は自然と散らかりにくくなり、 「片付けなきゃ」というストレスも減っていきます。
毎日必ず使う場所だからこそ、 無理なく、心地よく続けられることが大切です。
あなたの玄関が、 外から帰ってきたときに、 「ホッとできる場所」「気持ちが切り替わる場所」になりますように。

